お客様の導線を掴むことで 集客を増やす!?
- 2014.12.24
- カテゴリー: web戦略コラム
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あなたは何かモノを購入することを検討し始めた際に、まずどのような
行動を取りますか?
人は購買をする時に、いわゆる「AISAS」の法則に乗っ取った行動を取ると言われて
います。
ちなみに「AISAS」は下記の行動の英語の頭文字を取って、「AISAS」となります。
たとえば冷蔵庫の購入を検討することになったとしましょう。
① 量販店に見に行く。冷蔵庫のPOPが目に留まる(Attention 気づき)
↓
② 冷蔵庫を実際に触ってみる。段々と興味が湧く。(Interest 関心)
↓
③ webで最新の冷蔵庫事情を調べる。価格比較をする。(Search 検索)
↓
④ 価格や評判の良いところで購買する(Action 行動)
↓
⑤ 比較サイトやECサイトにレビューを記載する(Share 共有)
検討方法は人によってさまざまでしょう。
今日はこの中で、3の導線について考えてみたいと思います。
たとえばPCやスマホでGoogleやYahoo!を開いて検索窓に「冷蔵庫」とまず入れてみ
ます。そうすると「冷蔵庫 おすすめ」といった候補単語が自動的に、検索窓の下にぶら下
がって表示されるはずです。
過去に何かを検索する際に、その候補が気になってクリックした
経験をお持ちの方も多いと思います。
このように自動的に検索候補単語が表示されることを、「サジェスト機能」と言います。
検索ワードの「冷蔵庫」に加えて、世の中の人がどういったキーワードを付随して検索したか
を教えてくれるものです。
さて、あなたの会社のwebサイトではこういったサジェスト機能に表示されるキーワードも対策されていますか?
「だってどんなサジェストが出るのかを調べるのが手間じゃん!」
とよく伺いますので、今日はサジェスト機能に表示されるであろうキーワードを
簡単に調べる方法を説明致します。
1・「goodkeyword」というサイトを開いてください。
2・サイトを開くと画面中央にキーワードを入力できる欄がありますので、あなたの会社でSEO対策を施しているキーワードを入力してください。
3・そして「検索」ボタンをポチッと押します。
そうすると単語の羅列が出てきますよね。
たったこれだけ!!
この単語のそれぞれが、GoogleやYahoo!でキーワードを入力した際に候補として
現れてくる単語です。
つまり、お客様が商品を探そうとしてwebにキーワードを入力するとこういった
単語を見て、そっちに寄り道してしまうわけです。
そのためあなたのwebサイトでは、こういった候補キーワードに対しても
対策を施しておく必要がある言い換えられます。
私は時代の流れや市場の動向を掴むために、自社の対策キーワードのサジェスト
候補を定期的に調べています。
webサイトは生ものです。1回作って、そして1度、希望のキーワードで上位表示
されたからといって油断していると取り残されてしまいます。
このような情報収集を定期的に実施し、そして時代に即した対策をスピーディー
に行う、この繰り返しにより「集客力の強い会社」になれるわけです。
現在のSEO対策は、1つのキーワードではなく、様々なキーワードで上位表示される
ように対策を行うことが重要です。
これを「ロングテール」と呼びます。これについては、次回のコラムでご説明します。
執筆者紹介
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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