web戦略を考え抜き、ビュースルーコンバージョンを獲得
- 2018.07.19
- カテゴリー: web戦略コラム リスティング広告関係
- タグ:GoogleAdWords , コンバージョン , ディスプレイ , ビュースルーコンバージョン , マーケティング , リスティング , リマケ
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お世話になっております。
ダブルループの福田です。
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web戦略を考え抜き、ビュースルーコンバージョンを獲得
ビュースルーコンバージョンというweb用語があります。
一般の方には馴染みがないと思いますが、web戦略において大切な単語ですので、今日はビュースルーコンバージョンの重要性について解説してまいります。
ビュースルーコンバージョンとは「広告を見たものの操作を加えることはしなかったユーザーが、その後サイトを訪れて達成したコンバージョン」(※GoogleAdWordsヘルプより)のことです。
噛み砕くと・・・
リスティング広告を出稿した
↓
見込客はその広告を見て、クリックしたが、問合せはしなかった
↓
その後、広告の内容が気になって商品名で検索をかけ、サイトに直接入って問合せた
上記は一例ですが、広告から直接問合せたのではなく、自然検索やブックマークなど非広告以外の流入経路から問合せた場合のことをビュースルーコンバージョンと言います。
ビュースルーコンバージョンについて、web戦略家の間ではたびたび議論になります。
「広告を出していたからこそ、見込客に商品が認知され、非広告以外から問合せ(コンバージョン)を得ることが出来た。つまりビュースルーコンバージョンの増加において、広告が重要だ」
「いやいや商品、会社、サイトのブランディングが出来ているから検索や紹介でコンバージョンが増えているのである。サイト価値が高い今、広告は無駄なコストである」
正解はないのですが、このような議論がweb運用者内では絶えません^^;
私としてはビュースルーコンバージョンはブランド価値を示す1つの指標として捉えています。
たとえば、webサイトをリリースして1年くらいで、まだ検索からの流入が極めて少ないサイト「A」があったとします。
Aのコンバージョンを増やしていきたい場合、Adwordsなどリスティング広告を利用することが王道と言えるでしょう。
またリスティング広告と同時にリマーケティングを行い、商品特性によってはディスプレイ広告も出稿します。
では、リスティング、リマケ、ディスプレイと3つの広告を出稿したとします。
見込客は商品に関連するキーワードで検索し、まずはリスティング広告を目にし、気になったのでクリックしてサイトに到達しました。
サイトに到達したもののすぐには買いませんでした。
ところがその後、ネットサーフィンをしていると、Aの広告がやたらと目につきます。
すると、購買欲を刺激され、Aを検索して、サイトから問合せを行いました。
さて、この一連の流れを見ると、広告のおかげで問合せが発生したと理解できます。
しかし表面の数値だけ見ると「ビュースルーコンバージョン1件」だけとなります。
この数値だけ見たら「広告の効果って低くない?」という意見が出てしまうことは、ごもっともなことです。
広告の直接コンバージョンとビュースルーコンバージョンを咀嚼して、対策を打つことがweb戦略において重要です。
上述した例は極端な例ではありますが、作りたてのwebサイトであっても広告の出し方を工夫することで、見込客の興味を喚起したり、見込客にブランドイメージを植えつけることができ、コンバージョンを得ることが可能となります。
広告、SEO、webサイトの質の3つで見込客を上手に囲い込むことが出来た結果としてビュースルーコンバージョンが発生します。
つまりは、広告から直接コンバージョンを得ること、そして囲い込みによりビュースルーコンバージョンを狙ったボリューム(数)で獲得することがweb戦略の肝要と言えるでしょう。
リスティング広告に出稿してコンバージョンを獲得できることに一喜一憂してはいけません。
最大の費用対効果を得るためにビュースルーコンバージョンを1つの指標として取り入れてみては如何でしょうか?
ちなみに現在二次公募中のIT導入補助金を使えば、弊社にてweb制作+web広告運用をサポートできます(^_^;)
ご興味ある方はお気軽にご相談くださいませ。
執筆者紹介
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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