中小企業、士業事務所における動画マーケティングとは
お世話になっております。ダブルループの福田です。
IT導入補助金の申請期限まで残り1ヶ月を切りました。
駆け込みのご相談が数件来ていますが、まだ余力があります。
ホームページ制作費用が実質半額となるIT導入補助金について、ご興味ある方は
下記ページをご覧下さい。
https://www.doubleloop.co.jp/business/solution/ithojo/
(※2022年度、IT導入補助金ではホームページの制作費用は経費申請することはできません。)
中小企業、士業事務所における動画マーケティングとは
皆さんは「動画マーケティング」にお取り組みになられてますか?
最近ではInstagramの利用が当たり前になり、インスタ、facebook、Twitterなど
各種SNSのタイムラインで動画広告をご覧になられた方も多いことでしょう。
この動画広告が代表的な動画マーケティングです。
動画プラットフォームの普及に伴い、大企業は動画広告をはじめとした動画マーケティングに力を入れ始めています。
今日は動画マーケティングのメリット、そして中小企業や士業事務所においてどのような活用による効果が見込めるかを考えてまいります。
まず動画マーケティングに取り組むメリットについて。
と、その前に動画マーケティングの反対というか、動画ではないマーケティングアプローチについて考えてみましょう。
動画ではない手段で「情報」を見込客に届ける方法といえば、文字および画像(イラストや写真など)です。
テキストと画像をもとに、見込客にサービスや商品の良さ(効果や利益)を見込客の頭の中でイメージしてもらい、興味を創り出すアプローチが前時代的なアプローチでした。
テキスト・画像をもとに効果、メリットについて見込客が頭の中でイメージする
これがポイントです。
非動画マーケティングだと商品・サービスの効果やメリットを見込客自身にイメージさせるしかありません。
一方で、動画ならばサービスの効果やメリットを直接的なイメージとして見込客に提供することが出来ます。
なぜなら言葉、身振り手振り、実際の商品の使い方、商品で出来ることなど文字では数千文字必要な多くの情報を数分で画面を通して届けられるからです。
非動画と動画のポイントを簡潔に比較してみるとこんな感じです。
商品やサービス価値(効果・メリット)のイメージ想起
非動画:見込客の想像力によって異なるイメージになってしまう
動画 :全ての見込客に共通で具体的なイメージを理解してもらえる
見込客は忙しく、また情報が溢れている時代なので、1つ1つの情報をじっくりと噛み砕く時間がありません。
よって、私は「見込客のイメージ想起力」は低下してきていると考えています。
つまりは非動画でのマーケティングアプローチ効果が低下していると言えるでしょう。
※特にアウトバウンドマーケティングでは。
数字的根拠を少しだけ紹介してみます。
Cisco社の調査では年平均で26%ずつ動画視聴のアクセスが増えているそうです。
facebookでは1日あたり1億時間も動画が視聴されているとのことです。
国内の動画アプリの利用者は20%以上で増え続けていると言われています。
ある調査ではオンライン動画を週1回以上視聴する人が40%超というデータがあります。
SNS上で商品の動画を見て購入した人が46%にのぼったというレポートもあります。
このように動画マーケティングを裏付けるデータが実際に出ています。
以上のことを考慮すると、動画マーケティングは見込客のためにやってあげるべ
きと言えるでしょう。
中小企業でwebサイトからの集客に力を入れている場合、商品やサービス効果を伝える動画をサイト内に載せること、これが動画マーケティングの最初の一歩です。
こういう話をすると
・ウチは請負型の製造業だから・・・
・既製品を売っているわけではなく、受注生産型なので・・・
・士業事務所で、モノを売っているわけではないので動画は向いてない・・・
というご意見(というか反論?)が少なからずあります。
たしかに保険代理店、製造業、印刷業、システム開発、士業などモノを売っていない会社に動画は不向きなようにみえます。
けれども私は、動画は全業種に共通して有効である、と思ってます。
保険代理店ならばアフラックのCMのように顧客の声を動画でまとめればいいですし
製造業なら、工場の様子や職人さんのスキルをまとめればいい。
士業ならば弁護士Youtuberのように特定事案に対する解説動画を作ってもいい。
印刷業なら「お客様からこんなリクエストのチラシ制作の依頼があって・・・」という依頼内容から実際のチラシが出来上がるまでを動画にまとめればいい。
何が言いたいのかというと・・・
マーケティングというのは信頼を得る行動 だと私は思っています。
動画というのは信頼を得るのに適した手段なのです。
仕事の様子、仕事を通じて満足していただいたお客様の様子(声)など仕事の過程と仕事に対する顧客満足度を撮ることが出来れば、信頼獲得に少なからずプラスになるはずです。
なので大手も中小企業も士業も関係なく、ご自身の仕事の光っているところを動画にまとめることで顧客獲得のツールに出来ます。
では動画をどのようにマーケティングで活用していくか・・・・
ということについては、長くなってきたので次回以降に紹介しますね^^;
■弊社サービス紹介
■いつでも自分でページを作成できる「WordPress付き!ホームページ制作」
https://www.doubleloop.co.jp/business/solution/hp/wp/
■SNS活用で集客倍増!?「facebookページ制作」
https://www.doubleloop.co.jp/business/solution/facebook/
■ターゲットを絞って効率的に集客「facebook広告運用代行」
https://www.doubleloop.co.jp/business/solution/facebook/adsupport/
■被リンクに頼らず検索上位へ!「ホワイトハットSEOサービス」
https://www.doubleloop.co.jp/business/solution/seo/
執筆者紹介
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
最新の投稿
- web戦略コラム2024.09.25webサイトの規模別にKPIの具体的な設定例~初級編~
- web戦略コラム2024.09.10今さら聞けない・・・「KPI」って何!?
- SNS全般2024.08.27世界シェアトップクラスのメッセージングアプリ「WeChat」とは
- web戦略コラム2024.08.09サイバー攻撃から身を守るために知っておくべきこと