Twitter広告で顧客獲得

お世話になっております。ダブルループの福田です。

前回のコラムではTwitterがマーケティングツールとして有効であることを説明しました。
今回は広告面からTwitter活用の道を探っていきます。

Twitter広告で顧客獲得

facebook広告のビジネスにおける有用性についてはこのブログで何度も何度も書いてきました。

facebook広告の最も優れている点は・・・

広告を配信するターゲットを詳細まで設定できること

に尽きます。

ターゲットの詳細設定

販売したい商品やサービスに親和性の高い顧客属性が分かっている場合、
facebook広告ならばその属性の人たちのみに広告を配信できるのです。

裏を返せば、サービス関心度が低いであろう顧客層をターゲットから外せること
から、高い費用対効果を生むことが出来ると言えます。

実はTwitterでもfacebook同様にターゲットを絞り込んで広告を配信することが出来ます。

1.キーワードによるターゲティング
2.フォロワーターゲティング
3.インタレストターゲティング
4.オーディエンスターゲティング

などといった広告配信する上でのターゲティング方法がTwitterには存在します。
(他にもいくつかのターゲティング方法があります)

今日はその中から短期的に有効な1と2について紹介して参ります。

紹介する前に、facebook広告とTwitter広告の最大の違いとは何でしょうか。

最大の違いというよりもfacebook広告がこれまで注目を浴びていた一方、
Twitterがビジネス面(広告)で大きな注目を浴びなかった
デメリットと言ってもいいかもしれません。

それは匿名性です。

Twitterの匿名性

ご存知の通り、facebookは実名制のSNSです。
一方、Twitterは匿名アカウントが大半を占めます。

匿名ゆえに属性ターゲティングの精度が落ちることから、
Twitter広告はこれまであまり注目されることがありませんでした。

ところが前回述べた通りTwitterの利用頻度やその内容が異なってきたことから、
現在では十分に広告として有効利用できるフェーズに入ってきました。

ではまずキーワードによるターゲティングについて説明してまいります。

これは名称の通り、Twitterでユーザーが入力したキーワード情報に基づいて
ターゲティングを行います。

具体的には

・検索で利用したキーワード
・ツイートに記載されたキーワード

この2つを対象にします。

たとえば、皆さんが家具メーカーだったとしましょう。
キーワードターゲティングで「ダイニングテーブル」と設定した場合、

「ダイニングテーブルが欲しい!」とつぶやいた人
「ダイニングテーブル 良い」で検索した人

といった具合のターゲティングが行われます。

このように欲求をツイートや検索といった行動に移した人に対して広告を出すことが出来るので、
短期的なコンバージョンの獲得にとても向いているターゲティングと言えるでしょう。

次はフォロワーターゲティングです。

フォロワーターゲティング

これは特定のTwitterアカウントのフォロワーに対して広告を出すターゲティングです。

競合他社やターゲット層が重なるwebメディアのアカウントを指定することで、
顕在的ニーズを抱える顧客層にリーチできるはずです。

Twitter広告では匿名という点がメリットになります。

匿名だからこそ欲求に従った呟きを行います。
匿名だからこそ興味のあるアカウントを簡単にフォローします。

このような匿名の利点をうまく活用できるのがTwitter広告なのです。

まだお試しになられたことがない方は是非、この機会にお試しください。
設定やターゲティングでお悩みの際はお気軽にご相談いただければと思います。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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