All in One SEOのアップデートから考えるプラグイン設定
お世話になっております。ダブルループの福田です。

昨年末にも少しだけ解説しましたが、Wordpressには様々なプラグインが存在し ます。
定番とよばれるものからweb制作専門家向けのものまで、その数はなんと 60,000個弱もあります。
そしてそれらプラグインは日々、バージョンアップがなされています。
バージョンアップによって「さらに便利になった!」というプラス要素もあれば
逆もしかり「あれ、前より使いづらくなった・・・」ということもあり得ます。
今日は定番中の定番と言えるSEO対策プラグインの All in One SEO について、最近大幅にアップデートがありましたので、それを引合にWordpress のプラグインアップデートについて考えてみます。
All in One SEOのアップデートから考えるプラグイン設定
ず今日は結論から申し上げます。
WordPressのプラグインを安易にアップデートしたり、自動更新設定にしておくと危険です。
アップデートによってもしかしたら利便性が下がったり、脆弱性が高まるなどといったリスクが発生する可能性があるからです。
では具体例としてAll in One SEOのアップデートについて紹介します。
All in One SEO、旧名All in One SEO Packは多くの(200万件以上のサイト)ユーザーに利用されているWordpressのプラグインです。
ご存じない方に向けて念のためどんなプラグインなのかを解説します。
All in One SEOはその名の通り、これ1つでサイトのSEO効果を高めるための設定を行うことができます。
SEO対策でやるべきことは山ほどありますが、そのうちの
・SEOのメタ要素の設定
・XMLサイトマップの設定
この2点をこのツールで、それも無料版で行うことが
可能です。
メタ要素とサイトマップを設定しておくことで、Googleの検索エンジンに対して皆さんのサイトコンテンツを認識してもらえるようになります。
以上の通り、無料で効果的なSEO対策を行えることから多くのWordpressユーザーに愛用されています。
そんなAll in One SEOが、昨年12月に大幅にアップデートされました。
具体的には設定画面(UI)が大きく変わりました。
これまではほぼ1ページの中で設定を行うだけだったものの、アップデート後はウィザード形式になり、設定を完了させるためにはいくつかのページを遷移しな
ければならなくなりました。
こう書くとアップデートによって機能が劣化したのか・・・と思われるかもしれませんが、機能的にはパワーアップしてます。さらにUIについてもイマドキのUIになって見やすくなっています。
ですが、以前のAll in One SEOを重宝していた方からすると
「画面が変わりすぎて使いづらい・・・」
という場合もあります。
つまり、アップデートによってUXが損なわれる場合がありうるのです。
こういった事態を防ぐためにもWordpressのアップデート設定を見直しておくべきです。
具体的には・・・
・Wordpressの管理画面上のメニューから「プラグイン」を選択する
・各プラグインの横の自動更新欄にて「自動更新を無効化」と表示されている
場合は無効化しておく
以上が対策となります。
ただ、一切アップデートしないことが正しいのかというと、決してそんなことありません。むしろアップデートしないリスク(脆弱性を抱えているVer等)もあるのです。
よって正しくは
・ご利用中のプラグインについて新しいバージョンがリリースされる
・ネットで評判や使い勝手の口コミをリサーチする
・マイナーアップデートではなく、メジャーアップデートの場合は数週間様子をみてアップデートする(※)
これらが正しい手順と言えます。
※今回のAll in One SEOのような大規模なアップデートには初期のバグがつきものです。なのでバグ修正のプログラム適用を施された頃を見計らってアップデートした方が吉です。
便利なWordpressのプラグインですが、リスクをしっかりと判断した上で運用していきましょう。
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