問合せ率(CVR)を高める方法
- 2021.12.23
- カテゴリー: web戦略コラム
- タグ:Google , SEO対策 , WEBマーケティング
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お世話になっております。ダブルループの福田です。
2021年ラストコラムです。 今年最後はコンバージョン率(お問合せ率)を向上させる方法論について書いて みました。
問合せ率(CVR)を高める方法
多くの企業にとって、ホームページなどのwebサイトを運営する目的は
「問合せ を得ること」のはずです。
そのために・・・
・SEO対策を昼夜必死に行ったり、 ・リスティング広告をはじめとしたweb広告に投資をしたり、 ・定期的にwebサイトのコンテンツを増やしていくなど といった努力を行っていることでしょう。
今回はそんな問合せ数を増やすための対策について、問合せ率、いわゆるコンバ ージョン率(CVR)を向上させる観点からwebサイト改善施策を4点ピックアッ プしてみました。
具体的な施策のご紹介に入る前に、まずは前提的な話を。 問合せ率が低いというのは一概に悪いとも言えません。
たとえば下記のようなサイトがあるとします。
2020年 新規訪問者数:5万件
問合せ数:500件
問合せ率:1% 2021年
新規訪問者数:10万件
問合せ数:650件
問合せ率:0.65%
このサイトの場合、前年に比べると問合せ率は低下しています。 新規訪問者数が増加したものの、問合せ数は微増となりましたので問合せ率は低 下してしまいました。
しかし、新規訪問者数の増加がSEO対策を必死に行った結果だとします。 その場合、SEO対策という無料の施策で以前より多くの検索者にリーチできるよ うになりました。
これは悪いことではなく、むしろ良い成果と言えます。その結果として広告コス トをかけることなく、150件もの問合せをゲットできています。
このように問合せ率を昔と今といった時間軸で比較する時や、同業他社と比較す る際には施策内容を加味した上で良し悪しを判断しなければなりません。
では本題の改善施策をあげていきます。
1.コンバージョンポイントを増やす
まずはコンバージョンポイントを増やしたり、改善すること、これが初手です。 コンバージョンポイントとは問合せ内容のことです。
たとえば資料請求。これはコンバージョンポイントの1つです。
今のサイトが資料請求しかコンバージョンポイントがない場合は、無料トライア ルやお役立ち資料のダウンロードといったコンバージョンポイントを追加するこ とで、問合せ数が増えるかもしれません。 その結果、問合せ率は改善していくはずです。
2.問合せフォームを見直す
問合せフォームの必須入力項目が多いと当然のことながら、問合せ率は低くなっ てしまいます。※もちろん問合せの対価にもよりますが。
項目数を最低限に絞り込むことは当然のことながら、ナビゲーション機能を実装 し入力しやすくしてあげるといった機能面での改善を検討してみましょう。
3.広告orトップページを見直す
web広告を出稿している場合に問合せ率がイマイチ上がらない場合は次のような ことが考えられます。
それは「広告」と「広告をクリックした先の皆さんのwebサイト(いわゆるラン ディングページ)」の内容が乖離しているケースです。 いくらお金をかけて広告を回しても、webサイトで訴求している内容が広告とズ レていたり、webサイト上で欲しい情報が得られない場合などは離脱率が高まり 問合せ率も低くなってしまいます。
4.離脱抑止の仕掛けを作る
最近のwebサイト、それも特に法人向けのサービスのwebサイトでよくみられる のがチャットツールです。
チャットという無記名で尋ねられるツールを仕掛けておくことで、検索者に対し てストレスなく情報を与え、結果として問合せ率を上げるということが期待でき ます。
チャットツールまでいかなくても、サイトを一定時間閲覧している人にはポップ アップでオトク情報やオススメコンテンツを紹介するといったweb特有のアプロ ーチも、離脱抑止の仕掛けと言えるでしょう。
如何でしたでしょうか。 今回は即効性の高いサイト改善策に絞って、4つの施策を紹介しました。 他にもいくつもサイト改善の施策はあります。
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執筆者紹介
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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