サイト滞在時間とSEO

お世話になっております。ダブルループの福田です。

検索結果順位を決めるアルゴリズムは公開されていません。


けれどもGoogleは事あるごとにアルゴリズムについて示唆しています。
その1つが今回のテーマであるサイト滞在時間です。

今回はサイト滞在時間がどのようにSEO対策で有効なのかを解説してまいります。

サイト滞在時間とSEO

結論から申し上げます。

というのもこれまでGoogle公式のアナウンスやGoogke社員によるリークの中に
サイト滞在時間とSEOの因果関係が語られたことがないからです。


「ならばサイト滞在時間は無視すればいいのでは?」
という声が聞こえてきそうですので、もう少し踏み込んだ解説を今日はしていき
ます。


まずサイト滞在時間、この言葉の定義について。


Googleアナリティクス上では「平均セッション時間」「平均ページ滞在時間」
この2つの指標がサイト滞在時間を示すものになります。


端的に解説すると、平均セッション時間はユーザーがサイトにどのくらいの時間
いたのか、平均ページ滞在時間は特定のページにどのくらいの時間いたのかをそ
れぞれ知ることができます。


平均セッション時間が長いということはユーザーがサイトを熟読していると言え
ます。


それはつまりユーザーの求める情報だったり、ユーザーにとって魅力的なコンテ
ンツがサイトにあったということです。

このように考えた場合、SEO上はサイト滞在時間が長いことは加味されませんが、ユーザー満足度の観点で考えるとどうでしょうか。

そうなんです、

サイト滞在時間は良いwebサイトを作る上では無視できないので
す。


また平均セッション時間と平均ページ滞在時間、この2つの指標がGoogleアナリ
ティクスに存在していることから、もしかしたらいつかは検索順位アルゴリズム
の中にサイト滞在時間が加わるかもしれません。


なのでSEOに直接的に影響しないから・・・・と無視しているといつの間にか
ユーザー目線を欠いたサイトになりかねません。


平均セッション時間と平均ページ滞在時間が改善されるようサイトコンテンツを
見直しては如何でしょうか。


なお、今日のコラムでは「サイト滞在時間が長いこと、これすなわち良い」
と書いていますが、サイトによって良し悪しは異なります。


このあたりについて自社のサイトではどうあるべきなのかとお悩みの場合はどう
ぞお気軽にご相談くださいませ。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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