ChatGPTよりすごい!?最新AI「DeepSeek」とは

お世話になっております。ダブルループの福田です。

1月下旬に中国のAIスタートアップが大規模言語モデルDeepSeek R-1を公開しました。

今回はこのAIチャットボットについて基本的なことからChatGPTとの比較、
さらには懸念事項まで書いてみました。

ChatGPTよりすごい!?最新AI「DeepSeek」とは

先月下旬に中国のAIスタートアップのDeepSeek社から
DeepSeek R-1(以下、DeepSeek)がリリースされました。

以前よりDeepSeek V3を提供しており、
こちらよりも推論能力に特化したAIチャットボットです。

推論能力でいうとChatGPTがその道の雄と言われていましたが、
DeepSeekはChatGPTに劣らないパフォーマンスを出すことができるスペックということで
ITに関わる多くの人たちの関心を集めています。

そして何より注目されているのがAPIの価格設定です。

DeepSeekの驚きの価格設定

APIとは生成AIと社内システムを連携させるプログラムインターフェースのことです。

分かりやすい例えが思いつかなかったのですが、
ショッピングモールやアウトレットモールの店舗テナントがAPIのようなものです。
集客力の高い有名モールのテナントに入るためには相応の賃貸料が必要です。

生成AIでも同様で、APIを利用するためにはたいていの生成AIでは
高額なAPI利用料を払わなければいけません。

APIの利用料金について細かい説明は割愛しますが、
ChatGPTの利用料と比べると、
なんと1/20(4~5%)程度にDeepSeekであれば抑えることができます。

DeepSeekがこの低コストAPIを実現した背景には
「従来の生成AIモデルと比べて少ないリソース(主にGPU)で動作していること」
が要因としてあげられています。

進化が止まらない生成AIにおいて、
DeepSeekは更に進化を加速させていくような革命的なAIと言えます。

パフォーマンスが良く、なおかつコストも安いAIということで使わなければ損なように
ここまでの内容だと聞こえるかもしれませんが懸念もあります。

中国製AIということで中国政府の規制をうけている可能性があります。
またデータの安全性を不安視する声も挙がっています。
(安全性についてはDeepSeekに限らず、どの生成AIチャットにも現時点では共通して言えることです)

いずれにせよDeepSeekによって生成AIは激震が走った、
いや今なお走っている状態です。

生成AIの苛烈な競争により2025年はますますAIが身近になってくるはずです。

当コラムでもホットなAI話題は引き続き共有しますが、皆さまも注視しつつ、
さらにはAIを活用した業務改善にいち早く取り組んでいきましょう!

弊社サービス紹介

できるだけ早くWEB集客を実現したい!「月額30,000円~のリスティング広告運用」
企業版facebookページを作成「19,800円~のfacebookページ制作」
ターゲットを絞って効率的に集客「月額30,000円~のfacebook広告運用代行」
被リンクに頼らず検索上位へ!「ホワイトハットSEOサービス」

執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
contact