WordPressホームページでオススメのバックアップとは！？

お世話になっております。ダブルループの福田です。

WordPressがCMSとして根付いて久しいですが、
今回はWordPressの安全安心なバックアップ方法について書いてみました。

WordPressでホームページを運営している方は是非ご覧ください。

まず始めに念のためWordPressについて説明します。

WordPressとは
ホームページなどwebサイトを制作・運用するための管理システム＝CMS
のことです。

無料で使い勝手が良いため、多くの企業で利用されています。

今回はそんなWordPressを利用してホームページを運営されている方にとって
オススメのバックアップについて書いてまいります。

まず、そもそもなぜバックアップが必要かと言うと大きくは次の2つが理由です。

不正アクセスによるサイト改ざんなどの被害の際、サイトを復旧するため
　
WordPress自身およびプラグインのバージョンアップの際のトラブルから復旧するため

1についてですが、
これは大企業などアクセスの多いサイトに限った話ではありません。

私の知り合いの会社で月間500PVくらいのホームページでも
WordPressのプラグインツールのバージョンアップを怠ってしまい、
脆弱性をつつかれてハッキングされ、サイトを改ざんされてしまった例が実際にあります。

500PVであってもその会社にとっては主な問い合わせ獲得経路はホームページだったため、
サイト改ざんは大打撃でした。

このような被害からいち早く立ち直るために、バックアップは必須です。

2についても1とほぼ同様なのですが、
WordPress関連のバージョンアップによって管理画面にログインできなくなるなど
トラブルが発生してしまう恐れがあります。

そのようなトラブルに備えるためにもバックアップは重要です。

では、ようやく本題です。

上述した1と2に備えておくために
どのようなバックアップ体制を採っておくべきかというと2つの方法があります。

おすすめのバックアップ体制とは？

1．サーバーのバックアップ機能

1つ目は「サーバーのバックアップ機能」を利用するというものです。
皆さまが契約しているレンタルサーバーにもよるのですが、
サーバーの付帯サービスの中にサーバー内の定期自動バックアップ機能を
備えていることがあります。

上に紹介した500PVの知り合いもこの方法で復旧したのですが、
レンタルサーバー会社からバックアップデータを取り寄せれば
トラブルの際に復旧することが可能です。

レンタルサーバーは容量や料金で選びがちですが、
このような付帯サービスがいざという時に役立ちますので、
サーバー契約前であればそういった観点で選んだり、
また今からでもサーバーを移転しておいてもいいでしょう。

2．WordPressプラグインツールの活用

続いて2つ目は「WordPressプラグインツールの活用」です。
BackWPupというツールが有名で定番プラグインといえます。

BackWPupをインストールして、
ツール設定内でバックアップジョブを設定しておけば
指定したスケジュールにそってバックアップをとることができます。

いずれの方法でもバックアップは取得可能です。
ポイントとしてはWordPressおよびプラグインツールのアップデート前に
必ずバックアップを取れる体制にしておくことです。

現在のバックアップ体制に少しでもご不安をお持ちの方は
どうぞお気軽にご相談ください。
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執筆者紹介

福田英明

株式会社ダブルループ　代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章　「ホームページ作成で必要なこと」執筆