不正クリックを減らしてweb広告のコスパを高める方法とは
お世話になっております。ダブルループの福田です。
4月から新年度を迎え、新たな施策を実施しようとお考えの企業は多いことかと思います。
今回は施策のためのweb広告のパフォーマンスを低下させている恐れのある
不正クリックについて解説してみます。

不正クリックを減らしてweb広告のコスパを高める方法とは
リスティング広告の成果が最近悪くなった・・・
CPAが高くなってきた・・・
このようなことがある場合、
もしかしたら不正クリックや無効なクリックが原因かもしれません。
不正クリックとは競合他社による広告費増大を狙った悪意のあるクリックや広告代理店など
広告配信会社がクリック数(広告成果)を稼ぐために広告をクリックするケースのことです。
さらには自動プログラム(いわゆるボット)にインターネット上を回遊させて
広告をクリックする方法もあり、これも不正クリックの1つです。
不正クリックはもちろんコンバージョンには繋がらないため、
クリック数だけが増える、すなわち広告費用は増えていくものの、
成果には繋がらずパフォーマンスの悪化を招きます。
では、実際に皆さまの広告で不正クリックが発生しているかを確認する方法があるので
紹介してまいります。
Google広告の場合であれば管理画面からキャンペーンを開き、
表示項目を追加する選択肢の中に「無効なクリック」があります。
こちらを追加すれば各キャンペーンにおいてどれくらい無効なクリック(≒不正クリック)が
発生しているかを把握することができます。
続いて、もし不正クリックが発生している場合はどうやったら防ぐことができるのか、
3つの方法を説明します。
不正クリックを防ぐ3つの方法
1つ目の方法は媒体への報告です。
Google広告の場合は「クリック品質フォーム」という不正クリックの調査を
依頼する申請フォームがあります。
こちらから不正クリックを申請し、認められれば不正クリック分の代金が返金されます。
2つ目はIPアドレスの除外設定です。
Googleアナリティクスから不正クリックと思われるIPアドレスを確認して、
除外設定を行えば不正クリックをあらかじめ防ぐことが出来るようになります。
最後は不正クリック防止ツールの導入です。
不正クリックを検出するシステムを導入することで予防することが望めます。
広告出稿ボリュームが多い企業の場合はシステムなどツールに頼った方が
早く解決するかもしれません。
現在、web広告を出稿されているのであれば無効なクリックがどれくらいあるのかを
まずはご確認されてみてはいかがでしょうか。
弊社でもご相談は承っておりますのでどうぞお気軽にお問い合わせください。
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執筆者紹介

- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆