SEOはもう古い!?LLMO、AIO、GEO、AEOとは【動画解説付き】
お世話になっております。ダブルループの福田です。
以前に当メルマガにて2026年1月よりGmailの仕様が改定され、
POP3での利用が出来なくなることをお伝えしました。
- なぜGmailの仕様は改定されることになったのか(POP3は廃止されるのか)
- Gmailを仕事用のメールを送受信していた人はどうなる?
- 今回の改定の影響を受ける人とは
- ご自身のGmailアカウントの設定を確認する具体的な方法
- 解決策3パターンについて
先月、弊社にて開催したセミナーにてビジネスメールで
Gmailを利用している方向けに上記内容を講演しました。
こちらのセミナーの内容を動画にまとめました。
●Gmail仕様改定で慌てないための内容理解セミナー動画
https://rough-snowflake-3587.stores.jp/items/692662e8155f2ddfeb7b105b
今、仕事でGmailを、それも自社のドメインのメールを設定してお使いの方は
是非ご覧ください。
セミナーの内容の一部をYouTubeでも解説しております。
こちらをご覧いただき、より詳しく対策を知りたい方はセミナー動画をご購入ください。

SEOはもう古い!?LLMO、AIO、GEO、AEOとは
SEO対策が登場し、マーケティングに関わる人にとって一般化してから20年以上が経ちました。
そして、今もなおSEO対策はwebマーケティングにおいて
重要な打ち手の1つであることは間違いありません。
しかし、昨今のAIの台頭によりSEOと同じく、
いやそれ以上の重要度になりつつあるweb対策が登場してきています。
それがLLMO、AIO、GEO、AEOです。
今回はこれらAI時代のweb最適化について解説していきます。
まず新たなweb最適化登場の背景について書いていくと、2023年以降、
ChatGPTをはじめとする生成AIが一般化し、
ユーザーが「検索して情報を探す」から「AIに答えを直接聞く」スタイルへと
急速にシフトしていった時代的背景があります。
こうした流れの中で、従来のSEOだけでは対応しきれない課題が生まれ、
LLMO・AIO・GEO・AEO といった新しい最適化の概念が登場することになりました。
まず LLMO(Large Language Model Optimization) についてですが、
ChatGPTやGeminiのような大規模言語モデル(LLM)はネット上のテキストを読み込み、
それを元に回答を作るAIです。
※LLMとはChatGPTなど生成AIの基盤技術のことです。
web上の情報が古かったり、公式情報が少なかったり、
情報に矛盾が生じているとAIは正確な答えが出来ません。
これに対応するのがLLMOです。
続いてAIO(AI Optimization) ですが、こちらが登場した背景はさらに広く、
企業の情報が様々なAIに解釈される前提で流通する時代になったことが挙げられます。
どういうことかというと、検索エンジンだけでなく、
チャットボット、顧客サポートAIなど、多様なAIが情報を参照するようになったため、
データ構造・文脈・整合性をAIが読み解きやすくすること=すなわち最適化することが
求められるようになりました。
端的にいえば、LLMOはChatGPTなど生成AIのみでしたが、
AIOは更に広く他のAIツールにも合わせた対策のことです。
一方、GEO(Generative Engine Optimization) は、PerplexityやGoogleのAI検索など、
AIが文章生成を伴って回答する生成型エンジンが普及したことにより生まれた対策です。
これまでの検索順位という概念とは全くことなり、
AIの回答文の中に引用されるかどうかという新たな競争軸を持っています。
そして最後のAEO(Answer Engine Optimization) ですが、
検索行為自体が答えを求める行為へ我々が移行していく中で誕生しました。
もともとは音声検索やスマートスピーカーが背景にありますが、
現在はAIアシスタント全般が対象になりつつあり、
結論を即答できる情報設計が対策として求められています。
どの対策を優先すべきか?
では、SEOの次にどれを対策すべきなのでしょうか。
私の(現段階での)結論としては、GEOとLLMOが最優先だと考えています。
生成AI型の検索エンジンが主流となり、ユーザーは検索結果ページを見ず、
AIがまとめた答えだけを読む傾向が強まっていることがその理由です。
企業がAIの回答から抜け落ちれば、検索結果に存在しないも同然の世界が到来しつつ、
いや既に存在していると言っても過言ではありません。
対策ポイントについてのまとめ
最後にそれぞれの対策ポイントを簡単に整理しておきます。
LLMO対策:
正確で矛盾のない一次情報をweb上に公開し、AIが誤解しないよう構造化しておきましょう。
FAQや事例、商品やサービス仕様の明確化が重要です。
AIO対策:
AI全般に読み取りやすい情報(コンテンツ)を設計することがポイントです。
文章の一貫性、メタ情報(クロールされる情報)、データ形式の統一、権威性の提示を
強化しておくと良いとされています。
GEO対策:
AIが要約しやすい構成、引用しやすい明確な独自の主張、最新データの提示を
行うようにします。
AIにとって扱いやすい文章(シンプルかつ信頼性が高いこと)が最も評価される
と言われています。
AEO対策:
FAQ形式、結論先行、構造化データなど、そのまま回答として使える形式であること
を徹底しましょう。
上にあげた対策はAI過渡期の現段階での対策であることをご了承ください。
AIは現在、週、いや日単位で革新的な成長を遂げています。
そのため、もしかしたら来月になったらAIOやGEOといった言葉が
陳腐化していてもおかしくない状況です。
新情報は適宜、コラムで解説してまいりますが、
敏感に追いかけることが先行者利益になりますので注視していくことをオススメします。
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