Gmail転送はもう危険?2026年問題で見直すべきメール環境とは

お世話になっております。ダブルループの福田です。

以前、Gmailの仕様変更により自社ドメインのメールの受信ができなくなる・・
という内容を当コラムで書きました。
※Gmailが「Gmailify」と「POP3」を廃止へ
https://doubleloop.co.jp/2025/10/13974/

抜け道として自社ドメインのメールを転送してGmailで受信されていた方が
きっといらっしゃるはずです。

今回のコラムでは、そのGmail転送すらも危険になってしまったことを解説してみました。

Gmail転送はもう危険?
2026年問題で見直すべきメール環境とは

Gmailifyが廃止されて以降、「自社ドメインのメールを無料Gmailへ転送して、一元管理する」
という方法は、手軽で便利な運用方法として多くのビジネスマンに使われていました。

やはりGmailを介することにより、スマホでも確認しやすく、コストも抑えられるため、
実際に一時的な回避策として採用していた企業も多かったのではないでしょうか。

しかし現在、この運用方法が大きなリスクを抱える状態になっています。

というのも、最近増えているのが・・・
・得意先など顧客からのメールが届かない
・迷惑メールに自動で振り分けられてしまう

というご相談です。

その背景にあるのは、Google側のセキュリティ強化です。

現在Gmailでは、なりすましメールやスパム対策として、
送信元認証のチェックが以前よりもかなり厳格になっています。

その結果、本来は正常な転送メールであっても、Google側から見ると・・・
「送信者とは別のサーバーを経由している不自然なメール」
と判定されるケースが増えています。

つまり、自社のメールサーバーを経由してGmailへ転送されたメールの場合、
なりすましメールの可能性があると誤判定され、迷惑メール扱いされたり、
最悪の場合は受信拒否される可能性がある
ということです。

企業にとって、得意先や見込客など顧客からのメール未着は単なる不便では済みません。
確認漏れや対応遅延につながれば、信頼関係にも大きく影響し、売上ダウンに繋がりかねません。

さらに、今回の問題は迷惑メール判定だけではありません。

Gmailでは、外部メールの受信・転送関連機能について、段階的な終了が進められています。
2026年第1四半期には新たに設定することは不可能になる、とアナウンスされており、
既存ユーザー向け機能も(現時点では)2026年後半には廃止予定とされています。

つまり「今はたまたま動いている」という状態でも、
将来的に突然使えなくなる可能性があるということです。

では、今後どのような対応が必要なのでしょうか。

主に2つの対策が現時点では考えられます。

1つ目は転送設定に依存せず、IMAP接続で直接メールを利用する方法です。

OutlookやThunderbird、iPhone標準メールアプリなどを使い、
サーバー上のメールを直接同期して閲覧する形です。
これであれば、転送による誤判定リスクを大きく減らすことができます。

2つ目は、Google Workspace=Googleの法人向けクラウドメール環境へ移行する方法です。

自社ドメインを正式にGoogle環境へ統合することで、転送処理そのものが不要になります。
加えて、セキュリティ面や管理面でも、法人利用に適した環境を整えやすくなります。

以前は、無料で便利に使える裏技として成立していた方法も、
現在では状況が大きく変わってしまいました。

ITやwebの世界では、数年前の常識が短期間で通用しなくなることも珍しくありません。
だからこそ「今まで問題なかったから大丈夫」ではなく、
定期的にインフラを見直していく視点が重要になります。

特にメールは、企業運営における重要なインフラです。
2026年問題が本格化する前に、一度現在の運用方法を確認してみてはいかがでしょうか。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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