株価低迷も、実は凄い技術!光通信のその先のインフラ!?NTTの次世代インフラ「IOWN」とは
お世話になっております。ダブルループの福田です。
前回は宇宙データセンターという次世代インフラ構想について書きました。
今回書く「IOWN」も前回同様に次世代インフラとして注目されています。
IOWNとは何か?
IOWNが実現するとでどんな世界になるのか?
IOWN実現後の備え
などを書いてみました。

株価低迷も、実は凄い技術!光通信のその先のインフラ!?
NTTの次世代インフラ「IOWN」とは
近年、通信インフラの進化は、私たちの仕事や生活のあり方を大きく変えています。
高速なインターネット、クラウドサービス、生成AI、リモート会議など・・・
日々利用している多くの仕組みは、通信技術の発展を土台に成り立っています。
そうした中で、次世代の情報通信基盤として注目されているのが、
NTTが提唱し開発を進めている「IOWN(アイオン)」です。
IOWNは、単に通信速度を少し速くする技術というよりも、
情報処理やネットワークのあり方そのものを見直そうとする構想のことです。
現在の通信環境は光ファイバーは広く使われています。
しかし、従来の光通信では、途中の処理において電気信号への変換が必要になる場面があります。
これがIOWNであれば、より広い範囲で光の特性を活用することができ、
低遅延大容量・省電力を実現することが可能となるのです。
※要するに(極端に書けば)今は光信号と電気信号のミックス、
IOWNでは全てが光信号になるということです。つまり、速い!のです。
一例を挙げるならば、IOWNが実現により、
では、IOWNが実現すると、どのような世界が見えてくるのでしょうか。
最近の話題の中でいえば、データセンターの消費電力をおさえることができ、
私たちがさらにAIを使いやすい環境になるかもしれません。
他にも、たとえば、膨大なデータをより素早くやり取りできるようになれば、
遠隔地同士をつなぐサービスや、リアルタイム性が求められる業務の可能性が広がります。
現時点で、リモートと対面で会話している時を比べると、
リモートの場合は発言ターンを対面よりも待っていると感じる方は多いのではないでしょうか。
これは通信データスピードがそのような空気感を作っていると私は考えています。
IOWNが当たり前になれば、そのような空気感が減るかもしれません。
また、AIやデジタルツインのように大量のデータ処理を前提とする技術とも相性がよく、
社会インフラや産業活動の高度化を支える基盤になることが期待されます。
一方で、こうした未来、すなわちIOWNという構想はすぐに実現するものではありません。
新しい通信基盤を社会に広く実装するには、技術開発だけでなく、
既存設備との接続、コスト、運用体制、標準化、利用する企業や社会側の準備など、
さまざまな障壁があります。
優れた技術があっても、それを多くの人が使える形に整えるには時間がかかってしまいます。
なぜ、今回のコラムでIOWNについて言及したかと言うと・・・
私たちがIOWNのような未来技術に関心を持つ意義は、
単に新しい言葉や流行を知っておくべきだから・・・ではありません。
通信や情報処理の基盤が変われば、その上で生まれるサービス、ビジネスモデル、
働き方も変化していきます。
つまり、インフラの進化を理解することは、これからの事業や業務改善を考えるうえでの
前提を広げることにつながります。
もちろん、現時点ですべてを正確に予測することはできません。
しかし、未来の技術動向を早い段階から学び、
自社や自分の仕事にどのような影響があり得るかを考えておくことは、変化に対応する力を高めます。
IOWNは、次世代通信の話であると同時に、
私たちが未来のイノベーションをどのように捉えるかを考えるための良い題材だと言えるでしょう。
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