お世話になっております。
ダブルループの福田です。
Googleが7月よりホームページのSSL対応に本腰を入れて警告するとのことで、今日はその内容とリスクについてまとめました。
皆さんのホームページやwebサイトをSSL非対応(URLがhttp:~~)であるならば是非ご覧ください。

GoogleがSSL対応に本腰を入れ始める!?
昨年、当コラムで紹介しましたWEBサイトの常時SSL対応についてですが、更に動きがありそうです。
※当時の内容:https://www.doubleloop.co.jp/2017/08/6360/
昨年段階では「お問合せページ(入力フォームを有するページ)がSSL化されていないと、ブラウザ(Google Chrome)のURL欄で警告が表示される」というものでした。
これに対して、今年7月からは「webサイトがSSL化、つまりhttps:~~でなければブラウザで警告を表示する」
という対応を行う予定であるとGoogleが発表しました。
つまり、ホームページ全体をSSL対応しなければならないということです。
SSL対応していないhttp:~~のページだとどのような表示になるかというと、Google ChromeのURL欄(アドレスバー)に「保護されていません」「保護されていない通信」という警告が出てきます。
サイトを訪れた見込客が「あれ、なんだか怪しいサイトに来てしまったのかな」と思ってしまうであろうことは容易に想像できます。
なぜSSL化、URLをhttps:~~対応することをGoogleが重要視しているのかを改めて説明します。
SSL対応することはつまり、通信を暗号化することになり、第三者による盗聴・改ざんを防ぐことが出来ます。
・SSL非対応のサイトでお問合せを行った
・その後、スパムメールが大量に届くようになった
SSL非対応だと上の例の通り、第三者がお問合せフォームのアドレスを抜き取り、悪用することが可能なのです。
今日の内容をまとめると・・・
「保護されていません」という警告を見て、サイトから離脱する見込客が増えるかもしれません。そうなるとせっかくリスティング広告やSNSで集客の手を打っていたとしても、効果が下がる可能性があるというのがSSL非対応デメリットの1つ目です。
そしてもう1つはサイト訪問者のセキュリティとプライバシーを保護できないという点です。
Google Chromeは国内で3人に1人が使っていて、トップシェアを誇っていますのでwebから集客したり、販売活動を行っている場合は対策が必須と言えるでしょう。
※ちなみにChromeに次ぐシェアはIE11.0(23%)、FireFox(10%弱)です。
webの重要度はますます高まるばかりですので、早い段階でのSSL対応をオススメします。
SSL対応についてご不安のある方はいつでもお気軽にご相談ください。
執筆者紹介
- 福田英明
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆