スマホ用WEBサイトは不可避か!?
- 2018.10.11
- カテゴリー: web戦略コラム
- タグ:Google , MFI , SEO対策 , モバイルファースト , モバイルファーストインデックス , モバイルフレンドリー
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以前、といってもかなり前(2016年12月)に「モバイルファーストインデックス」
について、当コラムでお伝えしました。
※https://www.doubleloop.co.jp/2016/12/5856/
詳しくは上のリンクから当時のコラムをご覧いただければと思いますが、
モバイルファーストインデックス(以下、MFI)とは何かを簡単に説明します。
MFI適用前
PC用WEBページのコンテンツの質と量で検索結果順位を決定
MFI適用後
スマホなどモバイル用WEBページのコンテンツの質と量で検索結果順位を決定
このようにMFIが適用されると、検索結果の結果表示の評価基準がPCページでは
なくモバイル(スマホ)ページに準拠するようになります。
そして検索結果はPC・モバイルそれぞれで異なった結果(検索順位)になるわけ
ではなく、モバイル向けページの評価に基づき、PC・モバイル共に同じ検索結果
が表示されるようです。
つまりは、スマホ用ページがない場合、MFI適用に伴い、もしかしたらガクンと
検索順位が落ちる可能性があるというわけです。
そして、ここからが今日の本題となりますが、このMFIがついに適用され始めて
います。
サーチコンソールをお使いの方には最近になって、モバイルファーストインデッ
クス適用の通知が届いたはずです。
※サーチコンソールとはGoogleが無料提供しているサイト解析ツールのことです。
では、MFI適用が皆さんにとってはチャンスなのかリスクなのかを調べる方法を
説明してまいります。
まず、Googleのモバイルフレンドリーテストツールでご自身のWEBサイトがモバ
イル用に最適化されているかをチェックしてみましょう。
▼モバイルフレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly
※ちなみにスマホ対応が必要なWEBサイトである場合、サーチコンソール上でも
通知される予定とのことです。
そして、もしモバイルフレンドリーではない、つまりスマホ向けにWEBサイトが
最適化されていない場合には、WEBサイトのスマホページ対応が必要となります。
その場合、レスポンシブデザインで制作することを現段階ではオススメします。
MFIが導入され始めた今日においても、レスポンシブデザインのWEBサイトであれ
ば問題ないと、今のところ言われています。
MFIに対してやるべきことは、ここまで述べたスマホ対応したページを作ること
だけです。
MFIが本格化しても検索結果の上位順位には、コンテンツの質とボリューム、見
やすさが重要要因であることは変わりません。
SEO対策でせっかく良質なコンテンツを多く作ってきたのにMFIのせいで・・・
とならぬよう早い段階でスマホページ対応を実施しましょう。
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執筆者紹介
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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