WEB検索のトレンドを 自社で調査!

今回は、社外=市場においてどのようなキーワードが今、多く検索されているか、

WEB検索のトレンドを調べる方法をご紹介します。

1・「Google AdWords キーワード プランナー」を検索し、ログインします。

※GoogleのIDが必要となります。お持ちでない方は事前に登録して下さい。

2・左側の「オプションを選択してください」より「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」を選択します。(運用ツール)

3・詳細画面が現れます。その中の「宣伝する商品やサービス」という欄に検索したいキーワードを入力します。

4・そして他の条件は無視して「候補を取得」をクリックします。

以上の方法で、その対象キーワードがGoogle(日本)においてどれくらい検索されているかが

表示されます。※「広告グループ」「キーワード候補」というタブが画面中央くらいにありますので

「キーワード候補」を選択してください。

さらに下の方には、検索したキーワードに関連のあるキーワードが

どれくらい検索されているかを表示されます。

ここで大切なことは、自社のサイトのSEO対策で掲げているキーワードが

一定ボリューム検索されているかどうかです。

ある程度検索されている=トレンドであるキーワードを自社のサイトに盛り込むことが

できていることがなされていれば、あなたの会社のサイトはバッチリ!と言える

でしょう。

もし検索ボリュームが少なければ、当然、検索する人が少ないことを意味しているので、

ホームページ(webサイト)で見込客から問合せをもらうことは難しくなります。

この検索ボリュームの目安については業界・業種によってマチマチなのですが、

一般的には「1,000」が目安と言われています。

ただ1,000以上あればイイ!とは一概に言えず、あえて検索ボリュームの少ないキーワードを

盛り込むことで上位表示を狙うという戦略を取ることも可能です。

このように市場で今、どのようなことが検索されているか、つまり求められているかを

このツールを用いて調べることが可能です。

私の場合は自社サイトのSEO対策に限らず、チラシを作る際にもこのように市場の声を

調査し、チラシに盛り込むようにしています。

また、検索ボリュームだけではなく、実際にそのキーワードを、Google等の検索エンジン
で検索してみてください。

そのキーワードで広告を買っているところが多ければ、それはビジネスチャンスの高い

キーワードですし、逆に少ないあるいはないということであれば、仮に検索のボリューム
が多くても、ビジネスチャンスの低いキーワードということになります。
(ただ気づいているところが少なく、広告出稿が少ないということもありますので、それを穴場と考えて狙うのもありです。)

如何でしたでしょうか?

前回は自社の対策状況の確認、そして今回は市場分析の方法をお伝えしました。

この2点を調べるだけでも自社サイトの今の立ち位置が分かり、今後の対策が見えてくる

はずです。

執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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