Googleアナリティクスは来年7月まで、GA4とは

お世話になっております。ダブルループの福田です。

webサイトの解析ツールとして幅広いユーザーに利用されているGoogleアナリ
ティクスですが、今年3月に「2023年7月1日をもってデータの収集をストップす
る」
とGoogleから正式にアナウンスされました。

ではその後は何を使ってデータ解析するのか!?

今日はこのあたりを説明してまいります。

GoogleアナリティクスとGA4

上述した通り、皆さんがご利用されている(であろう)Googleアナリティクス
2023年7月1日までしか利用できません。
※Google公式:https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja

え、じゃあもう無料で使えるweb解析ツールはないの!?

とご不安になられるかもしれませんが、大丈夫です。

2023年7月以降は
GA4(Googleアナリティクス4プロパティ)
と呼ばれる同じくGoogleのweb解析ツールを利用することが出来ます。

正しくは現在でも既に利用することが可能です。

ではGoogleアナリティクスとGA4は何が違うのか!?を解説してまいります。

GoogleアナリティクスとGA4の違い

大きくは3点あります。

1つ目はwebとアプリをまたいだ計測を行えるようになる点です。
Googleアナリティクスの場合、webサイトのデータ計測は可能だったものの、
アプリデータを計測するには別のツールが必要でした。

GA4ならばwebサイトとアプリのデータを管理することが出来ます。

続いてはデータ収集単位の変更です。

Googleアナリティクスではセッション単位でデータを計測、収集しています。
セッションとは、1人のユーザーがサイトを訪問してからサイトを出るまでの行
動の流れのことです。

セッション単位の弱点は同一のユーザーがPC、スマホと異なるデバイスを使用
してサイトに訪問した際、同一ユーザーと判別することが出来ない点
です。
よってGoogleアナリティクスではこのようなケースにおいて2ユーザーとしてカ
ウントされてしまいます。

一方でGA4の場合はユーザー単位でデータを計測収集します。
そのため異なるデバイスでアクセスがあったとしても同じユーザーであれば1
ユーザーとカウントされます。
つまりこれはデータの精度が上がることを意味しています。

そして最後は自動計測の充実化です。
Googleアナリティクスでは、ユーザーの行動を事細かに分析するためには個別
にタグの設定を行う必要がありました。webコンテンツを追加したり、刷新す
るたびにこの設定を行うことが面倒でした。

GA4では「サイト内検索」「離脱クリック」「ファイルダウンロード」などを
1クリックで自動計測できるようになりました。

このようにツール自体の性能はGA4でよりパワーアップしたと言えます。
なので期限を待たずしてGA4にアップデートしたり、GA4とGoogleアナリティ
クスを並行運用してもいいでしょう。

いずれにせよ2023年7月をもってGoogleアナリティクスからGA4へと切り替え
なければなりません。

今のうちにGA4への理解を深めておくことをオススメします。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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