ターゲティング広告が終了!?
- 2022.06.10
- カテゴリー: web戦略コラム リスティング広告関係
- タグ:Google , SEO対策 , WEBマーケティング
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お世話になっております。ダブルループの福田です。
今日のタイトルについて「さすがにそれは煽りすぎでしょう!」と感じた方がい
らっしゃるかもしれませんが、あながち間違っておらず、そう遠くない将来にタ
ーゲティング広告は終焉を迎えるかもしれません。
その理由と背景について今日は書いていきます。
まず、そもそもターゲティング広告とは何なのかを解説します。
ターゲティング広告とは
ターゲティング広告とはユーザーのweb上での行動を参照して、適切と思われる
ユーザーに対して広告を配信する手法のことです。
一度自社のサイトに訪れたユーザーに再度広告を出すリターゲティングや、ユー
ザーの年齢層で広告を掲載するかを決める年齢ターゲティング、他にも地域や性
別で絞り込むといったことなどもターゲティング広告では可能です。
このように「絞り込み」を行うことで自社にとって最も効果の高いターゲットに
対して広告を見せることができる、これこそがターゲティング広告のメリットで
す。
ところがこのターゲティング広告が使えなくなる・・・、正しくは広告が出なく
なっていく可能性があります。
というのも、ターゲティング広告はCookie(クッキー)を利用してターゲットを
絞り込めるようにしています。
Cookieとは、ユーザーが訪れたサイトの履歴などをブラウザに保存する仕組みの
ことです。Cookieがあるので昨日開いたサイトなどの履歴が残っていくのです。
ターゲティング広告はこのCookieを利用しているのですが、今日においては
Cookieが問題視されています。
それは「Cookieが個人情報保護を侵害するリスクを抱えている」からです。
Cookie内に個人情報を格納する機能はないものの、他の情報が絡むことで個人を
特定できてしまう可能性があるのです。
このようなリスクから欧米ではCookieを規制する法整備が行われています。
またそのような動きからGoogleは自社のブラウザであるChromeでのCookieの
利用を将来的に禁止することを発表しています。
そうなると何が困るのかというと、現在のようなターゲティング広告を利用する
ことが出来なくなります。
Googleはターゲティング広告とは違う形式での広告出稿システムを開発中だと
言っていますが、どのようなものになるかわかりません。
以上の通り、今のweb広告システムはもしかしたら近い将来に使えなくなる可能
性があります。
・広告プラットフォームの仕様変更や法改正を適宜フォローしていく
・ターゲティング広告以外のリード獲得経路を確保しておく
などといったセカンドプランを用意しておくことをオススメします。
当コラムでもターゲティング広告の動向については随時ピックアップしていく
予定です。
またターゲティング広告に代わる効果的な広告についても今後紹介してまいりま
す。
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執筆者紹介
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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