ユーザーに不満を与えてしまう「広告疲れ」とは

お世話になっております。ダブルループの福田です。

web広告にはコストを投じれば投じるほどいいのでしょうか?

答えは・・・・

Noです。

今日は「広告疲れ」というキーワードから広告配信の最適化について考えてみます。

広告疲れとは?

皆さんはSNSを開いている時に

「この広告、いつも出てくるな・・・・」

と感じたことはありませんか。

これは広告疲れの初期症状と言えます。

たとえ良い商品やサービスで、悪くないクリエイティブ(ここではバナー広告の

画像のこと)であったとしても、同じユーザーに対して何度も繰り返し表示させ

てしまうと悪影響を及ぼします。

具体的には・・・
同じ広告を何度も目にしたユーザーが広告に飽きる

飽きてるので当然、広告をクリックする可能性が減る

そのようなユーザーが増えていく

クリック率が下がる

クリック単価が上がってしまう
このような悪循環により広告主に悪影響が及ぶのです。

実際、Meta(旧Facebook)社においても次のようにアナウンスしています。

「広告疲れは、オーディエンスが同じクリエイティブを何度も見た場合に発生す

ることがあります。これにより、利用者が広告に反応しにくくなるため、結果の

単価が高くなる可能性があります。」※Metaビジネスヘルプセンターより引用

ユーザーに飽きられない、ユーザーを広告疲れさせない広告運用はこれからの

webマーケティングにおける課題の1つと言えます。

ではどのように対策していけばいいのかを続いて書いてまいります。

広告疲れの対策について

対策は大きく3つ挙げられます。

まず1つ目が「クリエイティブラインナップを増やすこと」です。

広告の画像や動画の内容の種類を増やし、なおかつABテストを重ねて、良い印象

を与えることができている広告のラインナップを充実させていきましょう。

そうすることで広告効果を低下させることなく、成果をあげつづけることが望め

ます。

続いて2つ目が「ターゲティングの見直し(入れ替え)」です。

バナー広告の多くはターゲティングを行うことができます。

毎度同じターゲットに対して広告を配信してしまいがちですが、これが広告疲れ

を引き起こしてしまいます。

ときにはより広いターゲットに対して広告を配信したり、これまでとは違った顧

客群や顧客層に広告アプローチすることで高い広告パフォーマンスを維持するこ

とが見込めます。

そして最後は「広告コンセプトの見直し」です。

商品やサービスの広告のコンセプトやテーマをこれまでとは一新して配信するこ

とでユーザーにとっては新鮮に映る可能性が高まります。

価格やサービスメリットなど訴求内容を見直した広告を出稿し続けることでユー

ザーは広告に疲れることはなくなるでしょう。

まとめ

このように予算がある場合こそ工夫が必要です。

配信状況のチェックを怠らず、ユーザー目線に立って改善を重ねていくことが

求められます。

広告効果を最大にするためにも広告疲れを引き起こさないよう細心の注意を払っ

ていきましょう。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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