「RPAはオワコン」は嘘!?AIが勝手に空気を読んで動く「次世代自動化」が中小企業を救う
お世話になっております。ダブルループの福田です。
生成AIの進化が止まりません。
これまでは「人が指示する」→「AIが判断して実行する」というのが大まかな仕事における流れでした。
ところが、今回のコラムで取り上げる新サービスでは
「人がPC上で作業をする」→「AIが真似して学んで(人に代わって)実行する」
ことが可能となりました。
一体、どんなサービスなのか・・・詳しくは本文をご覧ください。

「RPAはオワコン」は嘘!?
AIが勝手に空気を読んで動く「次世代自動化」が中小企業を救う
業務自動化において注目のニュースが7~8月にかけていくつかリリースされました。
それが・・・
人が画面上で行った作業をAIに見せ、その操作を再現させる
というサービスです。
Microsoftの「Skill Recorder」やClaudeの「Record a Skill」がこのサービスにあたります。
これまで業務自動化というと、代表的なものにRPAがありました。
RPAでは、どの画面を開き、どこをクリックし、何を入力するのかといった手順をあらかじめ設定し、
そのルールに沿ってソフトウェアが作業を実行させます。
RPAは、端的にいえば「人が手順を教え、その通りにソフトが動く」という自動化です。
一方、AIを活用した録画型の自動化では、考え方が少し異なります。
人が実際に画面上で作業する様子を記録し、その一連の操作をAIが捉え、
同じような作業を再現していくというものです。
つまり、RPAが「手順を細かく設定する」仕組みだとすれば、
AI録画による自動化は「まず人がやって見せる」ことから始まります。
この違いは、業務自動化を検討したり、考えるうえで重要だと私は思っています。
これまで自動化するためには・・・
・この作業をシステムにどう説明するか
・どの操作をどの順番で登録するか
といった設計(要件定義)が必要でした。
しかし、実際の作業を見せることでAIが流れを把握できるようになると、
自動化を始めるまでの考え方というか、アプローチそのものが大きく変わります。
AIにやってみせればいいだけですから、自動化の障壁がとても小さくなるのです。
では、どのような業務と相性が良いのでしょうか。
パッと思いつくものでいうと、
パソコン上で繰り返し行われており、人がある程度決まった流れで処理している業務です。
たとえば・・・
・毎回ほぼ同じ画面を開く
・決まった日時や期間に、決まった順番で情報を確認する
・複数の画面を行き来しながら処理する
といった定例業務や反復的な作業は、録画型による業務自動化を検討しやすい領域と考えられます。
大企業では企業規模や売上拡大にともない、定例業務や反復作業が比例して増えていった場合、
雇用の拡大によってそれらをカバーすることができます(できました)。
ところが、中小企業の場合は簡単に社員を増やすということはできません。
そのため、今回のAIによる業務自動化は中小企業にとって
救世主のような存在にも成り得る存在(サービス)だと私は考えています。
一方で、毎回大きく判断が変わる業務や、例外処理が多い業務は、
AI業務自動化による単純に操作を再現=自動化の対応はしにくいと思われます。
このように、AIなら何でも自動化できると考えるのではなく、まずは日々の業務を見渡し、
繰り返し行っているPC画面操作を探してみることが重要です。
RPAとの違いを理解したうえで、自社の業務ではどちらの考え方が適しているのかを整理してみると、
AI活用の新しいヒントが見えてくるのではないでしょうか!?
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執筆者紹介

- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆



