【緊急点検】システム任せで大丈夫!?サプライチェーンの弱点にならないためのセキュリティ対策3選
お世話になっております。ダブルループの福田です。
日々ニュースを賑わせている、企業へのサイバー攻撃や大規模な情報漏洩事件。
テレビやネットのニュースを見ながら、
「大企業は大変だな。でも、ウチのような中小企業は狙われないから大丈夫」と思っていませんか?
実はその考え、非常に危険です!
近年、ターゲットとして「中小企業」が狙われるケースが急増しているのをご存知でしょうか?
今回は、アクセス権限のない第三者がシステム内部へ侵入する「不正アクセス」の脅威と、
経営陣が今すぐ現場へ指示すべき緊急点検項目について分かりやすく解説します。

まずは本題に入る前に、ニュースでもよく耳にする2つの重要用語について整理しておきましょう。
・サイバー攻撃
ネットワークを通じてコンピューターやシステムに対し、
データの破壊、改ざん、窃取などを目的として行われる悪意ある行為の総称。
・不正アクセス
アクセス権限を持たない第三者が、IDやパスワードを盗み出すなどして
サーバーやシステム内部へ勝手に侵入する犯罪行為。(サイバー攻撃の代表的な手口の一つ)
他人事ではない!中小企業を襲う不正アクセスの脅威
サイバー攻撃者は、セキュリティ対策が強固な大企業を直接狙うのではなく、
関連する取引先や業務委託先である「中小企業」を踏み台にして侵入する手口を増やしています。
これが近年よく耳にする「サプライチェーンリスク」と呼ばれるものです。
もし自社が侵入経路(サプライチェーンの弱点)となってしまった場合、被害は自社だけにとどまりません。
取引先のシステムまで脅威にさらし、取引停止や数億円規模の損害賠償に発展するケースも実際に起きています。
さらに、社内の機密データや顧客の個人情報漏洩だけでなく、「ランサムウェア」による被害も深刻です。
これは、システム内のデータを勝手に暗号化され、
「元に戻してほしければ身代金を払え」と要求される恐ろしいサイバー犯罪です。
これにより、受発注システムや工場の稼働が長期間ストップし、
致命的な売上損失と顧客からの信頼失墜を招いてしまうのです。
サイバーセキュリティリスクは、もはやIT部門だけの問題ではなく、「経営上の重要課題」なのです。
日常業務に潜む侵入経路と3つの原因
では、なぜ不正アクセスは起きてしまうのでしょうか。
「ITは現場任せ」にしていると見落としがちな、3つの主な原因を見ていきましょう。
・ID・パスワードの使い回しや設定の甘さ
複数のシステムで同じパスワードを使い回していませんか?
サイバー攻撃者は、過去に流出したパスワードの一覧を悪用する「パスワードリスト攻撃」や、
コンピューターでパスワードの全パターンを試す「ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)」を
容赦なく仕掛けてきます。
・社内の情報管理ミス(ヒューマンエラー)
テレワーク中にパソコンをロックせずに離席する、カフェなどのフリーWi-Fiで機密情報を扱うなど、
従業員のちょっとした不注意(ヒューマンエラー)が命取りになります。
・システムの未適用パッチ(脆弱性)とフィッシング詐欺
ソフトウェアの更新(アップデート)を後回しにしていませんか?
攻撃者はシステムの「脆弱性(セキュリティの穴)」を的確に突いてきます。
また、実在する企業を装ったメールで偽サイトへ誘導し、
IDやパスワードを入力させる「フィッシング詐欺」も巧妙化しています。
経営者が現場に即時指示すべき「緊急点検」と対策
こうした脅威から会社を守るためには、経営者のリーダーシップが不可欠です。
この記事を読んだ後、今すぐ現場のシステム担当者や外部委託先へ、以下の「緊急点検」を指示してください。
・自社の外部公開アプリケーションのログ異常・未適用パッチの点検
まずは自社で運用しているWebサイトやシステムのアクセスログに、不審な履歴がないかを確認させます。
同時に、適用を忘れているセキュリティパッチがないかを早急に点検します。
・利用中のクラウドサービスや外部アカウントの網羅的な洗い出し
社内で誰がどのクラウドサービスを使っているのか、退職者のアカウントがそのまま残っていないかなど、
現在のアカウント状況をすべて洗い出します。
・保有データの再点検とデータ最小化
万が一侵入されても被害を極小化できるよう、「不要な情報は持たない」という大原則に基づき、
社内の保管データを再点検して最小限に留めます。
あわせて、組織としての中長期的な対策も進めましょう。
・多要素認証(MFA)の導入
・全社員に向けた定期的な社内セキュリティ教育の徹底
・不正アクセスを未然に防ぐ「不正検知サービス」の導入
経営者のリーダーシップと公的支援の活用
サイバーセキュリティ対策は、単なる「コスト」ではなく、
取引先とのビジネスを継続するための「経営防衛」そのものです。
自社がサプライチェーンの弱点にならないよう、まずは経営トップが率先して動くことが何よりも重要です。
「そうは言っても、予算も専門の人材も足りない…」と悩んでいませんか?
そんな中小企業向けに、ハードルを下げて活用できる公的支援策が用意されています。
・5分でできる!情報セキュリティ自社診断(IPA提供の無料チェックツール)
・SECURITY ACTION(自社のセキュリティ対策状況を自己宣言する制度)
・サイバーセキュリティお助け隊サービス(安価で導入できる中小企業向け支援サービス)
まずはこうした身近な制度を活用して、次の一歩を踏み出してみませんか?
株式会社ダブルループでは、Web戦略から社内のAI活用・IT環境の整備、
セキュリティを見据えた安全なシステム運用まで、中小企業に寄り添った総合的なサポートを行っております。
「自社のシステムやWebサイト、今のままで大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、
ぜひお気軽にご相談ください。
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