あなたのGmailは安全ですか？いますぐ確認したい3つのセキュリティポイント

お世話になっております。ダブルループの福田です。

今回は多くの方が仕事やプライベートで活用している
「Gmail」のセキュリティについて書いてみました。

あなたのGmailは安全ですか？いますぐ確認したい3つのセキュリティポイント

Gmailは便利な一方で、常にハッキングのリスクと隣り合わせです。
というのも、Gmailはトップシェアを誇るメーラーであるため、
ハッカーの標的になりやすいのです。

では、もし不正アクセスされた場合、どんなリスクがあるのでしょうか？
そして、皆さんご自身のGmailは安全なのか？
今すぐできるチェックと対策を挙げてまいります。

まず、Gmailがハッキングされた時のリスクについて考えてみます。

Gmailは、ただのメーラーではありません。
Googleアカウントと連動してGoogleドライブやYouTube、Googleカレンダーなど
便利なGoogleアプリへの玄関的な役割を担っています。
そんなGmailがハッキングされると次のような深刻な被害が発生する可能性があります。

  • クレジットカード情報や住所などの個人情報の流出
  • 他サービスへの不正ログイン（SNSやECサイト等）
  • なりすましメールの送信による（自身の）信用の失墜
  • ビジネス上の機密情報や顧客情報の漏洩

生活動線のほぼ全てを危険に侵されるといっても過言ではない状態になってしまうのです。

では皆さんがご利用されているGmailが安全かどうかを確認する方法を
続いては紹介してまいります。

以下の3つのポイントで、まずはご自身のアカウント状態を確認してみましょう。

1．Googleアカウントの「セキュリティ診断」ツールを使う

Googleのセキュリティ診断ページにアクセスすれば、
不正アクセスやリスクのある設定を一目で確認することができます。

2．「最近のアクティビティ」を確認

Googleアカウントの管理画面にて最近のアクティビティを開けば、
直近のログイン履歴を見ることができます。
どんな端末からアカウントにログインしているかがわかるので
身に覚えのない端末や国からのアクセスがないかをチェックしましょう。

3．パスワードの内容や使い回しを見直す

他サービスやアプリで同じパスワードを使っている場合、リスクは高まります。
心当たりがある場合は、すぐに変更しましょう。

Gmailをより安全に使うために

最後に、Gmailをより安全に使うための対策をあげていきます。
これまでは2段階認証が一般的なユーザーにとっては最も効果的な対策だと言われていました。

ところが最近ではGoogle自身もパスキーの導入を推奨しています。

パスキーはパスワードの代わりに端末の生体認証機能を使ってログインする
新しい認証方式のことです。

パスワードを覚える必要がなく、また安全性も高いので今後主流になっていくことが予想されます。

Gmailにアクセスする端末では積極的にパスキーを設定しておくことが
高いセキュリティを保つことになります。

Gmailは私たちの生活や仕事に不可欠な存在になっています。
だからこそ、今一度、自分のアカウントの安全性を見直すことが重要です。

楽天証券の不正アクセスでは二段階認証も突破されてしまったといいます。
「自分は大丈夫」と思わずにすぐにパスキーを設定してみてください。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ　代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章　「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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