Officeを使っているならばCopilotが便利
お世話になっております。ダブルループの福田です。
前回に引き続き今回も生成AIネタです。
マイクロソフトのCopilotの利便性について今日は解説していきます。
Officeを使っているならばCopilotが便利
Copilot(コパイロット)とはマイクロソフトが提供している生成AIのことです。
CopilotはChatGPTのベースとなっているGPTシリーズを基盤として作られています。
というのもマイクロソフトとGPTシリーズを提供しているOpenAIは提携しているからです。
そのため、以前にも当コラムでChatGPTを使って画像を生成できると伝えましたが、その直後にはCopilotでも同様の機能が追加されました。
※https://doubleloop.co.jp/2023/12/13110/
では様々な生成AIが溢れている今日において、Copilotの優位性やCopilotを使うべき人について今日は考えてみます。
Copilotの優位性
生成AIチャットボットとしての主な機能と精度については正直、違いはありません。
なぜなら上述した通り、CopilotはGPTをベースに作られているからです。
CopilotとChatGPTの最たる違いはMicrosoft Officeとの連携にあります。
ビジネスマンなら誰もが使ったことがある、いや普段から使っているであろうWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsと生成AIが連携する点がCopilotの最大の優位性と言えます。
たとえばExcelではチャットボットで指示したデータをもとに図表をExcelに自動作成できたり、Wordでは提案書や文書の要約を出力して文書ファイルにすることができます。
またPowerPointでは内容を指示すれば概略に沿ったスライドが作成されます。
スライド作成時の叩き台としては十分な内容で、Copilotで作成したスライドに加筆したり、修正することでスライド作成の時間を大幅に削減することが望めます。
Outlookではメールの文章と宛先をCopilotで指示すればメールを自動作成でき、受信しているメールの返信については受信内容を踏まえた返信メールの下書きを作成してくれます。
言わば秘書やアシスタントレベルの働きをCopilotがしてくれるのです。
さらに最近の仕事環境にもCopilotは適用しています。
それがTeamsとの連携です。
Microsoft社製品との親和性の高さ
web会議の内容の要点をかいつまんで整理してチャット欄に表示してくれます。
少しの間、会議やミーティングの内容を聞き漏らしてしまったとしてもCopilotがリアルタイムにまとめた議事録を見て、会議の流れを途絶えさせず議論に乗ることができます。
このように当然のことではありますがマイクロソフト社の製品との親和性がとても高いのがCopilotです。
生成AIチャットボットのご利用に二の足を踏まれている方がいらっしゃるならばMicrosoft Officeをご利用の場合は、まずはChatGPTではなくCopilotから利用してみるのはアリでしょう。
2024年は生成AIチャットボットを使いこなして、業務の生産性を是非高めてみてください!
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執筆者紹介
- 株式会社ダブルループ 代表取締役
明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。
【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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