Facebookの次世代型広告「Advantage+ショッピングキャンペーン」とは

お世話になっております。ダブルループの福田です。

今回はFacebookの広告キャンペーン、
「Advantage+ショッピングキャンペーン」について解説してまいります。

Facebookの次世代型広告「Advantage+ショッピングキャンペーン」とは

Advantage+ショッピングキャンペーンとは、Facebookの広告キャンペーンの種類の1つです。

Advantage+ショッピングキャンペーン（以下、ASC）の特徴は
商品・サービスの販売に特化しているという点です。

結論的な話をすると、ECサイトや通販事業を運営しているBtoC、DtoCビジネスの方に
ASCはオススメのキャンペーン手法です。

では、ASCは従来のFacebook広告と何が異なるのかを説明してまいります。

従来のFacebook広告との違い

まずASCでは機械学習モデルが従来のキャンペーンよりも改良されており、
少ない労力で最大の広告パフォーマンスを望めます。

細かく述べると・・・

  • オーディエンス（ターゲティング）
  • 配信バランス
  • 広告文など広告クリエイティブ


この3つが改良された機械学習により最適化が図られ、
最もパフォーマンスの高い3つの組み合わせに重点的に配信されるようになっていきます。
※厳密にはより高いパフォーマンスを出せるような組み合わせを
　見出していってくれるようになります。

たとえば従来のキャンペーンでは入札設定が手動でしたが、ASCでは自動入札のみだったり、
オーディエンス設定も同様に手動のみだったものが自動設定となりました。

他にも広告バナーや広告文言と言われる広告クリエイティブは出稿者が自身で考え、
設定しなくてはなりませんでしたが、こちらも自動で作成されるようになりました。

ここまでに挙げたASCと従来のキャンペーンの比較内容をご覧いただくだけでも
出稿自体の手間が大幅に削減されたことが想像していただけるはずです。

上記メリットに加えて機械学習による最適化が行われるため、
いわゆる広告のコスパが良くなっていくのです。

よってASCであれば効率的に広告効果を高めていくことが出来るといえます。

ではデメリットについても述べていきます。

ASCのデメリット

デメリットは2つあり、まず細かな設定が出来ないという点です。

上述した通り、自動設定による広告出稿がメリットである一方、
手動で設定できる範囲が限られています。
具体的には「日予算」と「（ターゲティングエリアとする）エリア」のみです。

以前に上手くいったキャンペーンのオーディエンスを設定する・・・といった
個別設定がASCでは出来ないのです。

もう1つはCVなど成果に対するプロセスが不透明である点です。

機械学習による運用のため、高い成果が出た場合に
「何が要因だったのか」という成功分析をすることが出来ません。
そのため成功体験やモデルを二次利用することが出来ないという点は
デメリットと言えるでしょう。

ただ2つのデメリットはありますが、
それ以上に機械学習を活用した広告の最適化効果は大きいと私は考えます。

これまでのweb広告運用がマンネリ化している場合はお試しされては如何でしょうか！？

ASCに限らず、web広告の運用についてはご相談を承っておりますので
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ　代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章　「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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