webサイトにおけるサイトマップの重要性

お世話になっております。ダブルループの福田です。

近年のSEOでは情報量や情報の品質はもちろんのことながら、サイトの構造など

ユーザーにとってわかりやすいものか利用しやすいものかといった点も評価

対象となっています。

ということで今回はサイトマップの役割と重要性について書いてみました。

サイトマップとはそもそも何なのか

サイトマップとはホームページなどwebサイトの中のページ構成を

わかりやすく一覧にした地図や目次のようなものです。

よくwebサイトの最下部にサイト内のコンテンツが羅列していますが、

これはサイトマップの中からメインコンテンツを羅列したもの(フッターメニュー)です。

フッターメニューとサイトマップは別物です。

そしてサイトマップは厳密には次の2つに分類できます。
「HTMLサイトマップ」「XMLサイトマップ」この2つです。

実は、上で説明した内容はHTMLサイトマップの概要でした。

ここからはもう少し踏み込んでHTML、XMLサイトマップのそれぞれを説明してまいります。

HTMLサイトマップについて

HTMLサイトマップとはユーザー向けのサイトマップのことです。

上述した通り、ユーザーに対してwebサイトの構成をわかりやすく

伝えるための手段がHTMLサイトマップです。

たとえばサービス紹介ページ1、サービス紹介ページ2、顧客の声、実績一覧、

会社概要、社長挨拶などなどページ数が増えていくとサイトを訪れたユーザーは

閲覧したいページにたどり着くことがページ数の増加と比例して難しくなります。

HTMLサイトマップがあれば目次の役割を果たしてくれるので、

容易に目的のページを見つけることが可能となります。

特に最近ではスマホからwebサイトへアクセスするケースが年々増えています。

スマホでは表示できる情報が限られるため、以前よりもさらにサイトマップが重宝されています。

まずは皆さんのwebサイトに、ユーザーが探すであろうページが

サイトマップの中にあるかどうか、そしてその内容が更新されているかどうかを

改めてチェックしてみてください。

XMLサイトマップについて

XMLサイトマップとは検索エンジンにwebサイトの中のページの存在を伝える役割を

果たすサイトマップのことです。

ザックリといえばSEO対策のために必要なサイトマップです。

作成したwebページを検索エンジンの検索結果で表示させるためには、

検索エンジンにページを認識してもらわなければなりません。

検索エンジンはクローラーと呼ばれるロボットを使って世の中のwebサイトを

定期的に巡回させ、新しいwebページを認識するようにしているのですが、

XMLサイトマップがあることでロボットが通常よりもスピーディーに

認識するようになるというわけです。

よってwebマーケティングを行う上ではXMLサイトマップを作成・更新

することは重要であると言えます。

このようにサイトマップは企業でいう間接部門のような役割を果たしてくれています。

コンテンツのようにユーザーに直接喜ばれるような内容ではないものの、

サイトの利便性を高めたり、検索エンジンのロボット巡回を早くさせるなど

高い効果をサイトマップは生みます。

サイトマップが設置されてないと、Googleが必要なページを認識してくれなかったり

コンテンツが多い場合、このホームページは分かりづらいと判断される可能性が

あります。

軽視せず適宜しっかりと見直すようにしていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

サイトマップの作成方法や最適化については技術的な話になるため今日は割愛しました。

ご興味ある方は個別にご相談いただければと存じます。

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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